都立高校入試は内申も大事

都立高校入試は、なにも当日だけのものではないことはよく知られています。都立高校を目指すにあたっては入試当日の試験対策では、とくにトップ校狙いならば到底及ばないのです。それほど難易度の高い都立高校入試。中学入学当初から、内申点を意識した生活が必須なのです。

それゆえトップ校受験者には中学受験経験者が少なくないことは、まぎれもない事実です。勉強は決して無駄にはなりません。たとえ中学受験に失敗したとしても、地元の公立中学でトップスピードで好成績を取ることができます。内申点が重要なので、それは大きなアドバンテージになるのです。

この時期の日々の生活はあっという間。一日一日が貴重なのに、ボーっとしていたら瞬く間に過ぎていってしまいます。臥薪嘗胆を誓ってリベンジに燃え、毎日頑張っているティーンエイジャーたちが数多くいます。定期試験も宿題や課題、提出物や小テストにも手を抜くことはできません。

早稲田や慶応を中学受験のチャンスで逃し、都立高校のトップ校で巻き返す生徒たちも少なくないのです。部活動や生徒会活動、委員会にも注力し役職についたりして内申点をあげるべく努力します。学力が大切なのは言わずもがな。そのうえ習い事でもしようものなら、時間がいくらあっても足りないくらいです。

それに、この時期は思春期ゆえ親との衝突も少なくありません。色々な悩みをかかえた子供達に向き合う親たちも大変です。人生１００年時代の中でも最も密度の高い貴重なひとときです。