苦手科目を克服して都立高校の入試に挑戦

成績が良くない生徒でも、努力次第で都立高校の入試に合格できる可能性はあります。ただし漫然と学習しているだけでは、失敗の確率の方が高くなるので気を付けましょう。特に重要なのは弱点を早い段階で解消していくことです。自分の苦手科目をはっきりさせて、そこを重点的に勉強することが求められます。

中学生は無意識に得意な科目に時間をかけやすいです。たしかに、得意科目を伸ばすことも重要であり、そのおかげでライバルに僅差で勝てることもあるでしょう。しかし8割取れている場合、それを9割まで押し上げるのは非効率です。ある程度のレベルになると、そこからのアップは難しくなってしまいます。

それよりも5割を8割まで上げる方が簡単です。伸びしろが十分に残っている状態なので、そのような計算が成り立つというわけです。特に暗記系の科目が苦手なら、都立高校の入試に向けて得点を大きくアップさせるチャンスです。理系科目で高得点を取るにはセンスが必要であり、それは一朝一夕で習得できるものではありません。

しかし、暗記系の科目なら時間をかければ誰にでも可能です。物覚えの良し悪しに差はありますが、着実に進歩できる点は共通しています。ですから、都立高校の入試が近づく前に、暗記系の苦手科目は克服しておきましょう。そうすれば本番直前では、センスを磨くための勉強にリソースを注げるようになります。

暗記に時間をとられないことは大きなアドバンテージに他なりません。都立高校の入試のことならこちら